2026.4.1

    日本遺産「みちのくGOLD浪漫」でコンテンツ造成・周遊促進を支援!体制づくりから販売網構築まで

    株式会社あっぱれでは、2025年5月〜26年2月にかけて、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」をテーマにしたコンテンツ造成・周遊促進の支援に携わりました。

    あっぱれはこれまで、全国500件以上のコンテンツ造成支援を手がけています。

    その経験から私たちが重視しているのは、「一時的な補助金獲得やコンテンツ造成にとどまらず、文化財を持続可能なかたちで活用・継承していく仕組みづくり」です。

    今回の支援においても、この考えを軸に、体制構築から販売網の整備まで一貫して関わりました。

    ※本事業は株式会社まっぷると協働で受託し、あっぱれはコンテンツ造成を全面的に担いました。

     

    みちのくGOLD浪漫とは

    日本遺産「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」は、2019年に文化庁から認定されました。

    宮城県涌谷町・気仙沼市・南三陸町・石巻市、岩手県陸前高田市・平泉町・大船渡市の4市3町が連携し、「みちのく」の地に息づく産金の歴史を一体のストーリーとして発信しています。

    奈良・東大寺大仏の鍍金に献上された砂金の発見から、中尊寺金色堂を彩った奥州藤原氏の繁栄などに至るまで、1000年以上にわたる「金」文化が凝縮されたこの地域は、唯一無二の体験価値を持っています。

    課題

    認定から数年が経過し、「みちのくGOLD浪漫」では、コンテンツが着々と出来上がってきていました。

    その上で、さらなる経済効果の拡大には、既存コンテンツを一度ブラッシュアップするほか、地域の周遊を促進する新コンテンツをつくることが課題となっていました。

    また、台湾などのアジア圏からの誘客はすでに進んでいましたが、インバウンド消費のさらなる拡大に向けて、欧米圏にアプローチも必要となっていました。

     

    あっぱれの支援① 体制づくり

    文化観光を促進するにあたっては、持続可能な体制づくりがもっとも重要です。特に、ツアー等のコンテンツを継続的に販売・運営できる組織の存在は欠かせません。

    日本遺産「みちのくGOLD浪漫」推進協議会からご連絡をいただいた際、私たちはまずこの点を相談しました。

    そして、議論の末、本事業でつくるコンテンツの運営・販売について、「株式会社まるく」様に担っていただくことになりました。同社は、地元の各ステークホルダーとの関係が強く、オリジナリティあふれるツアーの運営実績を多く有しています。

    また、観光体験の質と信頼性を担保するには、さまざまな専門人材が必要です。

    そのため、黄金食材の普及を手掛ける「一般社団法人AuBless」代表理事の丹治奈緒子様や、学芸員の方などにも、事業の中に加わっていただくなど、運営体制を整えていきました。 

    あっぱれの支援② コンテンツ造成

    体制を整えたうえで、いよいよコンテンツ造成に着手。

    観光では「写真映え」が重視されることも多いですが、欧米圏の観光客は、文化・歴史・地域経済など、コンテンツの背景にあるストーリーに強い関心を示すことが多くあります。

    それを踏まえ、新規コンテンツとして「1泊2日 金採掘&グルメ満喫バスツアー」を造成。そのコンセプトを、「なぜ東北の地に金や食の恵みがあり、独自の富と文化が根づいたのかを、専門ガイドと体験を通して読み解く、知的アドベンチャーツーリズム」と設定しました。

    また、既存コンテンツであった砂金採り体験も、「日帰り 本格砂金採り体験ツアー」としてブラッシュアップしました。

    これらの取り組みにおいて重視したのが、「点と点をつなぐストーリー」をつくることです。

    特に今回は、両ツアーにおいて「金の採掘/砂金取り」と「食」の魅力をつなぎました。これらは、一見、あまり関係がないように見えますが、実は、金が産出される山と海は、川を通じてつながっています。また、牡蠣が養殖されている海でも、金が採れます。

    金と食。これらは絡まり合いながら、この地域の豊かさをつくってきました。そうした歴史・文化背景を、ツアーのガイドに入れ込むなどの工夫をしました。

    なお、これらのツアー造成では、あっぱれは主に、ターゲットの検討や企画の方向性といった全体設計、カスタマー視点に立ったコンテンツのブラッシュアップを担いました。

    その一方で、「みちのくGOLD浪漫」推進協議会や株式会社まるく様が、具体的なコンテンツの設計、連携する地域事業者との調整を行っています。

     

    あっぱれの支援③ 販路開拓

    つくったコンテンツは、どう売るかが肝心です。私たちは今回、まず以下の2軸で販路をつくりました。

    ・OTAへの掲載 インバウンド需要を取り込むうえで、オンライン旅行予約サービス(OTA)への掲載は不可欠です。今回はまず、OTA「Viator」「Get Your Guide」などへの掲載を進めました。

    ・DMC・旅行会社・ランドオペレーターへの営業 個人旅行だけでなく、団体・法人ルートでの送客にも対応できるよう、関係各所への営業活動も展開しました。

    もっとも、販路については、売れ行きを見ながら、どこが有効かなどを見極めることが大切です。状況を見ながら、あっぱれで調整を支援しています。

    無料相談、受付中

    あっぱれは、文化財を生かしたコンテンツづくりについて、体制構築からプロデュースまで日本全国で取り組んできました。

    特に、私たちが力を入れているのは、「一時的な補助金獲得・コンテンツ造成でなく、きちんと文化財を持続可能なかたちで活用・継承していくための仕組みづくり」です。

    「文化財をどう活用し、未来に残していくか」にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。旅行会社・広告代理店といった民間企業様からの補助金事業への連携、自治体・文化財所有者の方などからの相談も歓迎します。

    ▶ あっぱれへのお問い合わせ:https://appare-jp.com/contact


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